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2013年10月21日 月曜日

指、電話、ニーズ

10月21日(月)

しばらく忙しい日々が続いていたのですが、久しぶりに土曜と日曜の二連休になりました。


土曜日

上の子は妻と出かけていたので、下の子と昼ごはんを作りました。


その途中

ポテトフライカッターの鋭い刃で

指先をスパッと切ってしまいました。


人差し指と親指の先端数ミリがなくなってしまい

血が30分止まらず

とても痛かったです。


その日、次の日は片手しか使えないので、車の運転もままならず

本も片手では読みづらいので

たまったビデオを見たり

テレビでずっとニュースを見たり

ネットでニュースを検索していましたが

そこで気づいたことがあります。


メデイアによって取り上げるニュースのバランスが違っています。


ここ数日で、靖国に閣僚が参拝したようですが

ネットのニュースでは、その項目を探さないと出てきません。

トップ項目ではないのです。


一方

NHK中国語ラジオニュースでは、連日のように報道されています。

その中では、福島の汚染水問題や伊豆大島の現状も連日報道されています。


視聴者のニーズが異なるのでNHKもそのような対応をしているのだろうと解釈しています。

日本人向けのNHKラジオニュースでは台風27号などがトップラインです。


このように

ニーズが異なっているので、柔軟に対応しているんだろうなと考えました。


お客様はニーズがあり

同様に取引先に対してはニーズをお願いする。


そこでは

臨機応変な対応をとる必要があります



先週ですが

とある取引先に、とあるニーズの変更を申し出たところ

「困ります」
「%%△△♯♯」
「XXXの予定で組んでしまっています。」

といわれてしまいました。


そもそも

当初いただいたプランがこちらのニーズを満たしていなかったことが最大の原因ですが

変更をおねがいしたところ

「あの時、XXとのご要望です」と感情的になっているようです。


結局

調整してもらい

再度の電話で

こちら側の要望が可能な状態になったのですが


会話が終わるか終わらないかのタイミングで

ブツ

と電話を切られました。


ブツきりということは

そもそものプランがこちらのニーズ不足だったことを気づいていないのかもしれません。



メデイア上では

視聴者のニーズは日々変化します。

周囲の状況も日々変化します。


先月と同じ番組(要望)が

同じ視聴率(ニーズ)を取れるとは限りません。



指を切ったのも久しぶりですが


電話のブツ切りをされたのは

社会人になって、初めてかもしれません。

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2013年10月16日 水曜日

東南アジアから来る台風

10月16日(水)

今日は朝から台風です。

念のため、普通どおりに起床、着替えて5時過ぎに自宅を出る準備はしましたが

暴風雨のため出発は見合わせて

12時出勤としました。

なので、この記事は自宅で書いています。


8時頃までは台風の目のあたりで晴れていたのですが、そのうちまた曇ってきました。

台風の発生は日本の南方から北上することもあり

東南アジアをふと考え、コストの最大要因である人件費を考えてみました。


JETROの「第23回アジア・オセアニア主要都市・地域の投資関連コスト比較(2013年5月)」によれば

http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001392/investment_cost_no23.pdf

一般職の米ドルベースでの月額給与は

横浜  3,281

シドニー 4,798

シンガポール 2,330

ソウル 2,165

香港 2,199

台北 1,356

上海 824(2倍すると1,648)

大連 603(2倍すると1,206)

バンコク 664

ホーチミン 440

ヤンゴン 236

ムンバイ 775


上海と大連の低さが気になりますが、中国の習慣ですと

従業員本人は給与を手取りベースで考えるのが普通で、社会保険料や税金は会社負担とします。

そうすると約1.5倍から2倍として、上乗せして考えることになります。

日本語ができる人材ですとさらにその1.5倍から2倍は考えるべきでしょう。


また、今後発展が予想されるヤンゴン(ミャンマー)の人件費の低さが目立ちますが

不動産賃料はかなり高いと聞きます。

また

社会的インフラがまだまだ未整備で

インターネット回線にも不自由し、停電もしょっちゅうあるとのことです。


各国の事情が相当あるので

海外進出の際には

日本と同様の予想損益計算書を作成することをお勧めします。

税額負担も相当程度存在します。

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2013年10月 8日 火曜日

三浦雄一郎さん

10月8日(火)

先日、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏の講演に行ってきました。

開演が15時からですが、14時到着を目指して、東京法務局での用を済ませた後

13時45分頃につきました。

すでに入場可能で、「どこでもおすきなところをどうぞ」

とのことなので、いつものように一番前の席を確保。

会場の周囲には人がいましたが、入場は一番乗りになったようです。

一番乗りが目標なのではなくて、途中で携帯電話に要件が入ったりすると普通に30分ほど遅れてしまうので余裕をもって行動しているためです。

講演の中で

60過ぎに一旦現役を引退し、体育系にもかかわらず不摂生を行ったところ

駅の階段を上るのも一苦労するようになったとのことでした。

血圧や体脂肪などの問題も出始め、

65歳のときに5年後にエベレストに登る、という目標を立てたそうです。

体調管理を通り越してエベレスト。

発想がすごいです。

冒険家

5年後の目標から逆算して、まずは階段の上り下りから始めて

トレーニング開始3年後には30キロの荷物を背負って、3時間ほど歩けるようになったそうです。

現在80歳で、次の5年後の目標もエベレストだそうです。

目標設定が具体的かつ期限があるというのは

とてもいいきっかけになることを再考させられます。

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2013年10月 3日 木曜日

数字のスジ

10月3日(木)

先日、K社長とお食事をご一緒させていただきました。

単刀直入に

「永井さんから見て、私を社長としてどう思いますか?」

というご質問でした。

私の回答は

「数字に対してスジを通している方です。」

と答えました。

もともと、いろいろなところできっちりとスジを通す方なのでそうお答えしました。

換言すれば

ご自身の会社の数値結果に対して真摯に取り組んでいるという意味です。

中小企業の社長にありがちなのは、


「営業はできるが数字はわからない」もしくは「数字に触れたくない」

「数字のことは経理や会計事務所に任せて、自分は営業だけをする」


という方が意外に多いことです。


数字を専門にしている立場からすると、そういったご発言に対しては

もっと、ご自身の会社の実態をよく知ってほしいと思います。


数値は過去のことですが、過去を検証せずに未来を見通せる特殊な能力あるのであれば別です。


振り返ってみると

「ウチは大規模上場企業ではないので、自分(社長)は営業も経理もきっちり把握する必要がある」

というスタンスの方はきっちり利益を出している企業が多いです。


逆に

数字に熱心でない社長は、営業状況が好調のときはいいのですが、そうでないときや資金繰りで苦しいときなどは

とても切羽詰った対応をしているというのが実感です。


数字に触れるのが面倒なのでしょうか。


他にも、数字に対して向き合っている社長のおことばを列挙しますと

「営業も経理も状況を常に把握する。そんなことは社長として当たり前です。」

「数字は常に把握する必要があるし、数字を把握していないのはその分サボっているということです。」

「そもそも売上が上がらないのは問題だが、利益が出ないのはもっと問題です。」

などです。


また、マーケティングと営業をしっかり区別して把握されている方も多いので

「マーケティング効率(集客率)は前年比XXパーセント、営業効率(契約率)は前年比XXパーセント」

などとすぐに出てきます。


肝心要の資金繰り面では

「年度末に一時的に納税資金が必要だが、3ヵ月後に入金があるので、既存の借入を増やさずに十分対応できる」

とご自身から回答を導き出せます。


もちろん、損益計算や納税額を計算するのは会計事務所の仕事ですが

特に決算年度末においては

我々会計事務所の決算算出スケジュールを常に把握しようというスタンスを感じます。

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2013年9月10日 火曜日

チラシ

9月10日(火)

今日の朝、事務所の郵便ポストに某政党のチラシが入っていました。

消費税増税反対!と書いてあります。

一方で

2020年の東京五輪が決定し、予定通り消費税の税率は8%を経て10%へと増税が予想されますが

五輪は景気には好影響として働くので、現政権にとっては増税の大義名分ができました。

消費税の増税はこれで規定路線かと思いますが、とくに首都圏のインフラ整備が加速することを希望します。

なお

歳出削減をするところはしなければならないとは思いますが、

一律に削減すると結果的に景気減退を招くと思います。

単純に、歳出が減れば景気減退効果を及ぼすのではと考えています。

皆で安さを求めているから、今の不景気を招いているのと同様です。

しかしながら

無駄な支出というのは、それを受取る側が適正な費用に見合わない収益を上げていることにつながります。

一例ですが

自治体によっては高齢者のバス運賃を無料にするために、無料パスを支給していますが、

その補填を自治体からバス会社に行っています。

私は一律に無料パスをなくせというのではなく、利用頻度に応じた補填にすべきと思っています。

紙のパスを運転手に見せる方式ではなく、パスモやスイカのように利用頻度を算出できる方策を取れるのではないかと思っています。

バス会社としては一人当たりいくらという形で補填されるので、いいでしょうけれども

補填する自治体側としては

毎日のように利用する人と月に数回利用する人と同じように支給しているわけなので

バス会社が変に得をしていると考えます。

その結果は

バス会社も含めた地元自治体の納税者が負担することになります。

補填はバス会社の存続の意味もあり、という議論がもしあったとしても

それは別の議論であって、無料パスの件とは一旦分けて考えるべきで

それぞれ別の方策を対処すべきです。

同様に

増税の是非や歳出削減の是非を一律に論じるのではなく

総論検討・各論検討を個別検討でいくべきではないかと思います。

われわれ会計職も同様で

総論(顧客の基本的な要望)と各論(それに対応した数字的判断)を

各個別ケースに当てはめるべき、と考えています。

逆に

こちらが何かの業務を誰かに発注する際にも

何が要望事項で、どのようにしてほしいかをはっきり伝えないと

結果的に私も先方もよくない結果をもたらします。

その点にフォーカスすると

一見複雑に見える事象も意外とシンプルな組み合わせだったりします。

この視点を常に思い出しながら

いろいろ気をつけなければならないと

常に自戒しています。

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